#054

会議に参加するヒトは、いらない。

2026秋 | MESSAGE

会議を開くところから、あなたの仕事です。

飲食事業統括に、やってほしくないことがあります。
会議の傍観者になること。
僕が会議を開く。
僕が問題を見つける。
僕が議題を出す。
僕が質問する。
僕が結論まで持っていく。
その場に参加して、意見を言う。
それでは困ります。

僕が欲しいのは、
会議に呼ばれるヒトではなく、会議を開くヒトです。
「この店、予約の入り方がおかしい。」
「この商品の数字、ちょっと気になる。」
「最近、お客様の反応が変わってきた。」
「このままだと来月マズいかもしれない。」
そう思ったら、
自分で調べる。
問題を見つける。
必要なヒトを集める。
そして、
「この件、話しましょう。」
と、自分で会議を始めてほしい。
もちろん、会議を開けば仕事が終わるわけではありません。
むしろ、そこからです。
何が問題なのか。
なぜ起きているのか。
どうするのか。
誰がやるのか。
いつまでにやるのか。
そして、
本当に終わったのか。
そこまで追う。
会議は、話す場所ではありません。
仕事を前に進める場所です。

だから統括は、会議の主催者であってほしい。
僕から議題が出てくるのを待たない。
店長から問題が上がってくるのを待たない。
数字が落ちてから報告しない。

自分で見つけて、
自分で始めて、
自分で動かす。
そして次の会議では、
僕がほとんど喋らなくても、仕事が前へ進んでいる。
そんな状態になったら最高です。

僕が探しているのは、
僕の会議に参加してくれるヒトではありません。
僕が参加しなくても、会議を前へ進められるヒトです。

そのうち僕が、
「え、今日会議だったの?」
と言うくらいで、ちょうどいい(笑)。

シンスズキ|事業家・経営参謀
ワンスインアライフタイム株式会社のオーナーでもあり、飲食、宿泊、不動産、建築など、いくつかの事業に人生をかけて取り組んでいます。ときどき、他社の経営にも首を突っ込みます。