参謀会は、
月額33,000円にしている。
これを説明すると、
当然、
訊かれることがある。
「月に何回、相談できるんですか?」
もっともな質問だと思う。
でも、
少し困る。
33,000円は、
相談料ではないからだ。
コンサル料でもない。
顧問料とも、
少し違う。
一時間いくらという、
僕の時間の値段でもない。
参謀会に参画するための会費。
今のところ、
これが一番近い。
ただ、
自分で言っておいて、
これがなかなか説明しづらい。
(笑)
僕がつくりたいのは、
困った時だけ、
答えを聞きに来る場所ではない。
経営者同士が、
定期的に自分の経営を持ち寄る。
話す。
人の話を聞く。
自分とは違う考え方に触れる。
そして、
自分の会社へ戻って、
何か一つ変えてみる。
うまくいった。
駄目だった。
また話す。
対話して、気づいて、動いて、また振り返る。
その循環そのものを、
つくりたい。
だから、
「33,000円で何時間シン・スズキを使えますか?」
という設計にしてしまうと、
ちょっと違う。
もちろん、
相談はしてほしい。
むしろ、
経営のことなら、
どんどん話してほしい。
でも、
僕が全部の答えを持っていて、
それを教える場所ではない。
僕自身だって、
他の経営者の話から、
普通に気づくことがあると思う。
誰かの失敗が、
別の誰かの判断材料になる。
ある会社で起きている問題が、
自分の会社にも、
少し形を変えて存在していることに気づく。
一対一の相談だけでは生まれないものが、
そこにはあると思っている。
だから、
参謀会。
僕が、
みんなの参謀になるだけでもない。
参加している経営者同士が、
時には、
誰かの参謀になる。
経営者が、経営者から気づきを得る。
そんな文化を、
つくれないかと思っている。
月額33,000円という金額も、
僕への相談回数を買うための値段ではない。
その場所に参加する。
自分の経営を持ち込む。
他の経営にも触れる。
そして、
一年を通して、
自分の経営を少しずつ変えていく。
その環境に参加するための会費。
僕は、
そう考えている。
だから、
何時間使えば元が取れる、
という話でもない。
一回の対話で、
一つの判断が変わることもある。
誰かの一言で、
半年悩んでいたことが、
動き始めることもある。
逆に、
何も起きない月だって、
あるかもしれない。
それでも、
定期的に、
経営について話す場所がある。
自分の経営を、
一度外から見る時間がある。
その積み重ねに、
僕は価値があると思っている。
まだ、
僕自身も、
参謀会の完成形が全部見えているわけではない。
でも、
一つだけは、
かなりはっきりしている。
月額33,000円で、僕を何時間か買うサービスにはしたくない。
時間を売りたいわけでも、
答えを売りたいわけでもない。
経営者が、
一人で考え続けなくていい場所をつくる。
そして、
そこにいる経営者同士で、
少しずつ強くなっていく。
その場所に、
毎月33,000円で参加する。
今の僕には、
それが一番しっくりくる。
相談料ではない。
コンサル料でもない。
参謀会の、会費です。
シンプルに言えば、
そういうことなんだと思う。
