#037

僕は、自分の店を実験台にする。

2026秋 | THOUGHT

自分の商売で、自分のお金を張って、自分で確かめる。

自分の商売で、自分のお金を張って、自分で確かめる。

自分の店だから、
失敗したくない。
普通はそう考えるのかもしれません。
僕は少し逆です。
自分の店だからこそ、試せる。
失敗しても、
最後に責任を取るのは自分だからです。
飲食店を長くやっていても、
分からないことはいくらでもある。
値段を変えたらどうなる。
料理名を変えたら。
予約条件を変えたら。
営業時間を変えたら。
考える。予想する。
でも最後は、
やってみないと分からない。
例えば、売れない料理がある。
料理そのものなのか。
値段なのか。
名前なのか。
見せ方なのか。
そもそも存在を知られていないのか。
だったら、
一つ変えてみる。
売れた。
売れない。
予想以上に反応した。
まったく反応しなかった。
それも全部、
自分たちの生きたデータです。
誰かの成功事例ではない。
コンサルタントから聞いた話でもない。
自分のお金で、自分の店で、本当にやった結果。
当然、失敗もします。
でも、小さく試せるものなら、
失敗したら戻せばいい。
そして一つ賢くなる。
僕が怖いのは、
失敗することより、
何年も同じことをしているのに、それが本当に正しいのか検証していないことです。
仮説を立てる。
試す。
結果を見る。
また変える。
だから僕は、
自分の店を結構な頻度で実験台にします。
実験されているスタッフからすれば、
たまったものではないかもしれません。
(笑)
でも、
自分の商売で、自分のお金を張って、自分で確かめる。
そこで得たものは、
次の商売でもちゃんと使えます。

シンスズキ|事業家・経営参謀
ワンスインアライフタイム株式会社のオーナーでもあり、飲食、宿泊、不動産、建築など、いくつかの事業に人生をかけて取り組んでいます。ときどき、他社の経営にも首を突っ込みます。