自分の商売で、自分のお金を張って、自分で確かめる。
自分の店だから、
失敗したくない。
普通はそう考えるのかもしれません。
僕は少し逆です。
自分の店だからこそ、試せる。
失敗しても、
最後に責任を取るのは自分だからです。
飲食店を長くやっていても、
分からないことはいくらでもある。
値段を変えたらどうなる。
料理名を変えたら。
予約条件を変えたら。
営業時間を変えたら。
考える。予想する。
でも最後は、
やってみないと分からない。
例えば、売れない料理がある。
料理そのものなのか。
値段なのか。
名前なのか。
見せ方なのか。
そもそも存在を知られていないのか。
だったら、
一つ変えてみる。
売れた。
売れない。
予想以上に反応した。
まったく反応しなかった。
それも全部、
自分たちの生きたデータです。
誰かの成功事例ではない。
コンサルタントから聞いた話でもない。
自分のお金で、自分の店で、本当にやった結果。
当然、失敗もします。
でも、小さく試せるものなら、
失敗したら戻せばいい。
そして一つ賢くなる。
僕が怖いのは、
失敗することより、
何年も同じことをしているのに、それが本当に正しいのか検証していないことです。
仮説を立てる。
試す。
結果を見る。
また変える。
だから僕は、
自分の店を結構な頻度で実験台にします。
実験されているスタッフからすれば、
たまったものではないかもしれません。
(笑)
でも、
自分の商売で、自分のお金を張って、自分で確かめる。
そこで得たものは、
次の商売でもちゃんと使えます。
