#035

それって、王道のど真ん中を歩いてる?

2026秋 | THOUGHT

売上が欲しい時ほど、自分たちのど真ん中へ戻る。

売上が欲しい時ほど、自分たちのど真ん中へ戻る。

先日のミーティングで、
こんな話が出ました。

「夜の業界の方たちの同伴利用を、もっと取り込みたい。」

なるほど。

確かに、一つの客層ではあります。

でも僕が最初に返したのは、

「それって王道?
ど真ん中を歩いてる?」

でした。

僕はゲリラ戦を否定しません。

必要なら普通にやる。

局地戦もやるし、
特定のお客様へ向けた商品だってつくる。

でも、それは、

自分たちの王道が分かっていることが前提です。

うちの店って、
もっと王道じゃない?

ちゃんと美味しいものを出す。

気持ちよく食事をしてもらう。

家族でも来る。

友人とも来る。

仕事でも使う。

祝い事でも使う。

そして何年経っても、
ふと食べたくなる。

僕は、
そこが一番強いと思っています。

もちろん、
夜の業界の方たちが、

「この店が好きだから」

と選んでくれるなら大歓迎です。

でも、その市場を取りにいくために、

店の見せ方を変える。

商品を寄せる。

発信まで寄せる。

そこまでいったら、
一度考えたい。

それ、本当に僕らの進む道だっけ?

商売をしていれば、
売上が欲しい時はあります。

そんな時ほど、
目の前に見えた市場へ飛びつきたくなる。

でも、

全部を取りにいかなくていい。

王道を歩く。

その途中で、
必要ならゲリラ戦もやる。

百年続く店は、
百年間同じことをする店ではありません。

変えるところは変える。

攻める時は攻める。

でも、

ど真ん中にあるものだけは、見失わない。

新しいことを考える時ほど、

「それって、王道?」

僕は結構、
大事な問いだと思っています。

シンスズキ|事業家・経営参謀
ワンスインアライフタイム株式会社のオーナーでもあり、飲食、宿泊、不動産、建築など、いくつかの事業に人生をかけて取り組んでいます。ときどき、他社の経営にも首を突っ込みます。