売上が欲しい時ほど、自分たちのど真ん中へ戻る。
先日のミーティングで、
こんな話が出ました。
「夜の業界の方たちの同伴利用を、もっと取り込みたい。」
なるほど。
確かに、一つの客層ではあります。
でも僕が最初に返したのは、
「それって王道?
ど真ん中を歩いてる?」
でした。
僕はゲリラ戦を否定しません。
必要なら普通にやる。
局地戦もやるし、
特定のお客様へ向けた商品だってつくる。
でも、それは、
自分たちの王道が分かっていることが前提です。
うちの店って、
もっと王道じゃない?
ちゃんと美味しいものを出す。
気持ちよく食事をしてもらう。
家族でも来る。
友人とも来る。
仕事でも使う。
祝い事でも使う。
そして何年経っても、
ふと食べたくなる。
僕は、
そこが一番強いと思っています。
もちろん、
夜の業界の方たちが、
「この店が好きだから」
と選んでくれるなら大歓迎です。
でも、その市場を取りにいくために、
店の見せ方を変える。
商品を寄せる。
発信まで寄せる。
そこまでいったら、
一度考えたい。
それ、本当に僕らの進む道だっけ?
商売をしていれば、
売上が欲しい時はあります。
そんな時ほど、
目の前に見えた市場へ飛びつきたくなる。
でも、
全部を取りにいかなくていい。
王道を歩く。
その途中で、
必要ならゲリラ戦もやる。
百年続く店は、
百年間同じことをする店ではありません。
変えるところは変える。
攻める時は攻める。
でも、
ど真ん中にあるものだけは、見失わない。
新しいことを考える時ほど、
「それって、王道?」
僕は結構、
大事な問いだと思っています。
