会社には、
それぞれの仕事があります。
料理人。
サービス。
店長。
経理。
デザイナー。
もちろん、
まず自分の仕事をちゃんとやる。
そして深く掘る。
それだけでも、
十分に価値のあることです。
でも僕は、
「それ、私の仕事じゃないんで。」
と最初から線を引くのは、
少しもったいないと思っています。
僕自身、
いろんなところへ首を突っ込みます。
料理。
建築。
不動産。
宿。
デザイン。
数字。
WEB。
金融。
全部の専門家ではありません。
分からないことなんて山ほどある。
でも、
分からないから、関係ないとは思わない。
気になれば調べる。
人に訊く。
現地へ行く。
考える。
そうしているうちに、
少しずつ見える景色が広がってきました。
仕事も同じです。
料理を追求しながら、
数字にも強い人がいる。
サービスを磨きながら、
企画に力を発揮する人もいる。
一人の人間の能力は、一つの職種名だけでは括れない。
キャリアは、
上へ登る階段だけじゃない。
深く掘ることもできる。
横へ広がることもできる。
大切なのは、
肩書に自分を合わせることではなく、
自分の能力を、自分で決めつけないこと。
会社側も同じです。
「この人は料理人だから。」
で終わらせない。
この人には、
まだ何があるんだろう。
何を任せたら、
もっと力を発揮するんだろう。
既存の仕事に収まらないほど、
その力が育ったなら、
その人の能力から、新しい仕事をつくったっていい。
自分の仕事を大切にする。
深く掘る。
そのうえで、
自分の可能性まで、
今の肩書で決めてしまわない。
「それ、私の仕事じゃない。」
より、
「それ、私にもできるかな。」
僕は、
その一言の方が好きです。
シンスズキ
