#063

トップを、捕まえろ。

2026秋 | THOUGHT

強い組織は、No.2以下がつくる。

組織って、結局トップの言うことを一番よく聞きます。

No.2、No.3が同じことを言っても、なかなか届かない。

「やっぱり社長から言ってもらわないと。」

そう言いたくなる気持ちも分かります。

でも、

そこで諦めたら、No.2の存在意義って何なんだろう。

だったらトップをパクればいい。

考え方。
言葉。
判断基準。
気迫。

良くて強いものなら、全部パクればいい。

よくよく考えると、トップの考えって、そこそこ合っています。

だって、

めっちゃ広く、長く、深く考えているから。

僕自身、経営参謀をやっていて、いまだにハッとすることがあります。

経営者と意見交換をしていて、

あ、浅かった。

この社長の深度まで掘れてなかった。

そこから見るのか。

その角度からは見れてなかった。

なんなら、

ずいぶん安易で、簡単で、コンビニエンスな意見を言ってもうたな。

と反省することもあります。

トップだから正しいんじゃない。

そのことを誰より長く、広く、深く考えてきたヒトの意見は、やっぱり強いんです。

だからNo.2以下は、自分からトップを捕まえればいい。

呼ばれるのを待たない。
召集されるのを待たない。

聞いて、ぶつけて、議論する。

「あ、僕の方が浅かった。」

なら、素直にパクればいい。

逆に、

「いや、ここはトップの方が浅い。」

と思ったら、もっと議論すればいい。

それこそNo.2以下がいる意味です。

そうやって経営層が常に同期して、強い意志を固める。

そして組織へ落としていく。

「あの人が言ってました。」

じゃ弱い。

あたかもトップが目の前にいるかのような気迫で、自分の言葉として語る。

それでも届かない?

もう一回。

まだ届かない?

もう一回。

トップ一人が強い会社は、まだ強い組織じゃない。

トップがいないところでも、同じ深度、同じ意志で組織が動く。

強い組織とは、No.2以下の力量で決まる。

諦めたら終わり。

ジ・エンド。

シンスズキ|事業家・経営参謀
ワンスインアライフタイム株式会社のオーナーでもあり、飲食、宿泊、不動産、建築など、いくつかの事業に人生をかけて取り組んでいます。ときどき、他社の経営にも首を突っ込みます。