#061

書記はいらない。落とし役がいる。

2026秋 | THOUGHT

議事録を残すより、仕事を残せ。

会議には、書記がいる。

……と言いたいところですが、

実際には、いない組織ばかりです(笑)。

でも、いいんです。別に。

いまや録音も文字起こしも要約も、AIがかなりやってくれます。

議事録をつくることに、そんなに全力を尽くさなくていい。

それより、落とすことに全力を尽くそう。

何が決まった?
誰がやる?
いつまで?
次は誰に渡す?

そして一番大事なのが、

で、本当に終わった?

会議で「やります」と言った瞬間は、仕事の始まりでしかありません。

期限が来たら確認する。
止まっていたら動かす。
次のヒトに渡るところまで見る。

僕はこの役割を、

「落とし役」

と呼びたい。

書記が「何を話したか」を残すヒトなら、

落とし役は、

「話したことを仕事に変えるヒト」。

議事録が完璧でも、何も動かなければ意味がない。

逆に議事録なんて多少雑でも、

翌日から仕事が動いているなら、

僕はそっちの会議の方が百倍好きです。

会議って、いい話をするためにあるんじゃない。

仕事を前に進めるためにある。

だから、

書記がいなくても、別にいい。

議事録が多少雑でも、別にいい。

それより、落とすことに全力を尽くそう。

シンスズキ|事業家・経営参謀
ワンスインアライフタイム株式会社のオーナーでもあり、飲食、宿泊、不動産、建築など、いくつかの事業に人生をかけて取り組んでいます。ときどき、他社の経営にも首を突っ込みます。